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大島 真澄; 林部 昭吾*; 川村 暢明*; 伊東 芳紀*; 藤岡 学*; 石松 敏之*
Hyperfine Interactions, 7(2), p.103 - 107, 1979/00
N=80核Baの2140.2keV 5準位の磁気能率を摂動角度相関法により測定した。Csの線源は東北大学核理研ライナックからの50MeV電子の制御輻射を使ってBa(,pn)反応から作った。この準位及び2207.1keV6準位の寿命は各々1.50.1nsec,3.10.1nsecと決められた。67keV-(818+1048+1235)keVカスケードについて-時間積分型摂動角度相関を17kGの磁場の下で行い、各々の角度相関パターンの解析結果及び該準位の寿命からg因子の値 g=-0.380.04 が得られた。この準位の粒子配位は殻模型から(d h)又は(s h)と期待されるので、これらの配位に対する理論値と実験値とを比較した。前記の配位に対する配位混合計算の結果(及びSchmidt値)は各々 -0.26~-0.23(-0.39),-0.02~-0.01(-0.06)となり、両計算共 2140.2keV5 準位の配位が主として(d h)であることを支持した。実験値と計算値とのずれは芯の励起の寄与によるものと思われる。